吹奏楽で上手になるためには運動も筋トレもいらない!【本当にすべきこととデメリットも】

吹奏楽で上手になるためには運動も筋トレもいらない!吹奏楽
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吹奏楽に初めて挑戦した人「新しい生活が始まって吹奏楽も始めたけど、筋肉なくてすぐに疲れちゃうし息も持たなくて正直きつい・・・やっぱり筋トレとかした方が吹奏楽を上手にするには良いのかな?」

 

今回はこんな疑問に答えます。

☑️ 本記事の内容

  • 吹奏楽には運動も筋トレもいらない
  • 本当にすべきこととデメリットも

この記事を書いている僕は、学生時代に吹奏楽部に所属していました。

始めた時のうまく吹けない感じや、指がつったり息がもたなくて酸欠寸前になる気持ち、よくわかります。

 

正直これは慣れで楽にはなるんですが、そこまでが非常にきついです。(少なくとも僕は死ぬかと思った。)

なので今回は慣れるまでの期間、できるだけ簡単に誰でもできる楽になる方法を教えます。

 

他の記事で自分の実績を公開している人は少ないため、記事の信頼担保になるかと。

この記事での筋トレとは、体を大きくしたりコンテストに出場するような「見せる筋肉」を作ることを指します。

吹奏楽で上手になるためには運動も筋トレもいらない!

吹奏楽で上手になるためには運動も筋トレもいらない!

 

吹奏楽始めたてで、すぐに疲れちゃうし息も持たなくて正直きつい。

これって筋肉がないからだろうし、筋トレとかした方が良いのかな?

 

吹奏楽で上手になるためには運動も筋トレもいらない、というのが事実です。

正しくいうと、「筋トレでつける筋肉は吹奏楽には関係ない」ということです。

 

それどころか筋トレをすることにより、吹奏楽に支障をきたす可能性もあります。

ということでここでは、筋トレをすることで吹奏楽へきたす支障について解説します。

 

 

詳しく解説していきます。

 

 

筋トレが吹奏楽へきたす支障1:呼吸法の変化

筋トレが吹奏楽へきたす最も大きな支障とは、呼吸法の変化です。

吹奏楽で最も大事なのはロングブレスかつ大きく息を吹くことに比べて、筋トレでは息を止めたり急速に呼吸することがあります。

 

吹奏楽において美しく違和感のない音色を出すためには、息継ぎを減らして息を強く長く吹くことがよくいわれます。

つまり肺活量が必要になってくるということです。

 

それに比べて筋トレでは筋肉を動かすために、息を止めたり高速で呼吸します。

一瞬ではありますが筋肉の活動量を高め、限界以上の筋トレを実現できるわけです。

 

これより吹奏楽と筋トレで使用する呼吸法は大きく違うため、あまりしない方が良いと言えます。

筋トレが吹奏楽へきたす支障2:腹式呼吸がしにくくなる

実は腹筋トレーニングを行うと、腹式呼吸がしにくくなります。

よく吹奏楽では「腹式呼吸が必要だ」といわれますが、実はここで腹筋の筋トレをしては逆効果となります。

 

腹式呼吸とは、肺の下側にある「横隔膜」を使用した呼吸法です。

逆に一般的な呼吸法は、肋骨の間の「肋間筋」を使用する胸式呼吸というものです。

息継ぎの際に肩が上がっている人は、胸式呼吸となっています。

 

腹式呼吸のメリットは胸式呼吸に比べて多くの息が吸えるため、大きく息を長く吹くことが可能となります。

つまり息が続かなくてきついという方は、腹式呼吸をすれば改善されるわけです。

 

しかしここでお腹を使うからといって、腹筋を鍛えても全く意味がありません。

なぜなら腹筋を使用するのではなく横隔膜のみを使用するので、全く関連性がないといえるからです。

筋トレが吹奏楽へきたす支障3:時間がなくなる

正直な話ですが筋トレをする時間があるのなら、吹奏楽の練習をした方が良いです。

なぜなら吹奏楽で使う筋肉は筋トレで鍛えられるものではないため、吹奏楽の練習を繰り返す方が圧倒的に成長できるためです。

 

例えば自転車に初めて乗る時、椅子に座って足の動きを練習しますか?という話とほとんど同じです。

もちろん足の動きは大事ですが、自転車に乗るにはバランス等の他のことも大事です。

であれば椅子に座って足の動きを練習するのではなく、自転車に乗った方が成長が早いということになります。

 

吹奏楽でうまくなるために筋トレをするというのは、ほとんどこれと変わりません。

なので筋トレの時間があるのなら吹奏楽の練習を行いましょう。

吹奏楽ですべき筋トレ以外のトレーニング

吹奏楽で上手になるためには運動も筋トレもいらない!

 

え、吹奏楽の筋トレって、デメリットばかりでメリット全然ないじゃん。

てことは筋トレとかせずにずっと吹奏楽の練習をしとけってこと?

 

筋トレはせずに吹奏楽の練習というのはほとんど間違いではありません。

しかし吹奏楽の筋トレまではいかなくても、トレーニングをした方が良いことはもちろんあります。

 

これは正直にいうと人それぞれなんですが、吹奏楽時に僕の行った筋トレ以外のトレーニングを紹介します。

 

 

吹奏楽ですべきこと1:握力のトレーニング

筋トレほどではないですが、吹奏楽では握力はあった方が良いです。

吹奏楽では指で押さえて音を決めるため、握力がないとすぐに疲れて押さえられなくなります。

 

たまに売っている握力を鍛える機器ありますよね。

あれをスマホ片手でもテレビを見ている時でもすれば、握力はかなり鍛えられます。

 

それに握力を鍛えると指が疲れにくくなるため、吹奏楽の練習も長くできるようになりますよね。

まさに一石二鳥とはこのことです。

吹奏楽ですべきこと2:姿勢を良くして生活

座っているときや歩いている時の姿勢を意識してみましょう。

これをすることで背筋が鍛えられ演奏時の姿勢が良くなり、息の続き具合や練習の疲れがかなり軽減されます。

 

意外と吹奏楽で姿勢が悪い人って多いんですよね。

しかしこれを改善して地面と垂直に上半身を持ってくることで、腹式呼吸がしやすい上に変に筋肉を使っていないので疲れにくくなります。

 

姿勢をよくする筋肉は吹奏楽において注目されにくいですが大事です。

特に猫背はデメリットが多いので、今から意識して背筋を真っ過ぐにのばしてみてください。

吹奏楽ですべきこと3:少しのランニング

吹奏楽に筋トレは全く必要ないと先ほど解説したんですが、ランニングは別です。

筋トレほど本気で取り組む必要はないんですが、ランニングはしておくと吹奏楽で助かる場面が多いです。

 

ランニングは筋肉をつけるのではなく、脂肪燃焼と肺活量上昇の効果がかなり大きいです。

そこで吹奏楽において大事な肺活量を鍛える、ランニングをすべきだということです。

そして長い時間体を動かすため、腹式呼吸の練習にもなりやすいです。

 

本格的なランニングとはいわなくても、少し走るくらいはしておく方が良いです。

実際僕はランニングをしたおかげで、かなり息が持つようになりましたから。

吹奏楽には運動も筋トレもいらないまとめ

吹奏楽で上手になるためには運動も筋トレもいらない!

吹奏楽で指が疲れたり息がもたないってことは、筋肉がないから筋トレをすべきなの?

こんな悩みはもうなくなったかと思います。

 

吹奏楽で上手になるためには運動も筋トレもいらない!というのは事実です。

僕も吹奏楽をしている時に筋トレは全くしませんでした。

 

しかし吹奏楽を楽にしたいのなら、握力と肺活量は鍛えるべきです。

これだけでも大きく世界が変わって、難易度が下がりますから。

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