スーパー堤防ってなに?今の堤防の30倍の高さ?メリットデメリットを紹介!

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こんにちは!

あきらきです!

 

地球史上最大規模といわれた台風19号が、多く雨を降らしました。

それにより堤防を水位が超えて氾濫したり、水圧が強すぎて決壊したり。

東京に特別警報がだされ、なかには浸水した地区もありました。

 

そんな中話題になったのが、「スーパー堤防」というものです。

今回はそのスーパー堤防について、メリットとデメリットについてまとめました。

スーパー堤防とは

まずはスーパー堤防とはなんなのかについてです。

これは正式名称「高規格堤防」といわれています。

 

Wikipediaには下記のように書かれています。

 

越水しても崩壊し決壊しないよう、裏法面を3%以内の緩やかな勾配としたものを高規格堤防という。

堤防高を越えても緩やかに流下するため被害を最小限に抑える効果がある。

 

すこしわかりにくいですね。

なので下記の図を見てください。

 

 

これは現在の堤防とスーパー堤防を表した図です。

 

現在の堤防は川があり堤防があり、川の高さにまた戻って住宅地等があります。

しかしスーパー堤防は川があり堤防があり、川の高さに戻らずにそのまま緩やかなさかとなっています。

そしてその坂の上に都市が建設されています。

 

勾配が3%なので、仮に堤防の高さが10mだとすると坂の長さは約300mほどになります。

このスーパー堤防は江戸川周辺や利根川周辺など、約40箇所で建設されています。

 

ちなみに現在の堤防の30倍の高さではありません。

もしそんなものがあれば、それはウォールマリアのようなものですね。

 

スーパー堤防についての発言として、下記のものが最も有名なのではないでしょうか?

 

 

なぜ笑いながら話しているのかわかりませんね。

 

そして下記のものがその翌年での会議の様子です。

 

 

百害あって一利なし。

たしかにそうかもしれませんね。

スーパー堤防のメリット

次はスーパー堤防のメリットについて解説していきます。

 

まずこのスーパー堤防は決壊がほぼ確実にありえません。

仮に今回のように強い水圧が来たとしても、都市全体の土壌でガードするためです。

 

次に坂上にある住宅地や都市からの景観が非常によくなります。

視界を遮っていた堤防がなくなったために川を見ることができるようになるからです。

 

また、住宅地から川へのアクセスが簡単になります。

わざわざ堤防を登ってから下る作業がなくなります。

スーパー堤防のデメリット

次はスーパー堤防のデメリットです。

 

まずこの計画を実行するためには、もとからある住宅地や都市を破壊しなくてはいけません。

そしてそこに土を盛ってまた都市を立てる手間が必要です。

 

次にそれを行うには莫大な費用がかかります。

2010の国会では、「スーパー堤防はスーパー無駄遣い」と言われたほどです。

 

さらにもし全ての河川周辺の町でスーパー堤防を作るには、恐ろしいほどの時間がかかります。

なんと400年ほどかかるとも言われています。

結論:スーパー堤防より現在の堤防を強化する方が有効です

上記で説明した通り、たしかにスーパー堤防は素晴らしいですがそれに伴うデメリットが大きすぎます。

なのでスーパー堤防はこれから10年ほどは、全ての河川周辺の町をスーパー堤防化はしないと思われます。

 

未来ではロボット等の労働力が作業をするかもしれませんが、そこに住んでいる人は立退くのでしょうか?

その時もまた社会問題になりそうです。

 

ちなみにTwitter上では「今回のことで政府も考えを改めただろう」「やっとスーパー堤防が全国に建設される」等のものをみかけます。

これはほぼないとおもわれます。

理由は台風の進路です。

 

今回は偶然東京を通過しましたが、次の台風はどこを通るのでしょうか?

もしそれが20年ほど前にわかれば建設されるかもしれませんが、残念ながらそれは不可能です。

 

なのでこれから何年かは現在ある堤防を強化する方針になります。

莫大な時間と金と手間のかかる新しいものよりも、まだ少ない費用で可能な堤防の強化の方が必要です。

 

それと避難情報が出れば即座に逃げましょうね。

命は最優先に守りましょう。

 

それではまた!

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